安田章大ソロ曲「9」考察
SUPER EIGHT 安田章大の「9」を紐解く
SUPER EIGHTの10枚目のフルアルバム「8BEAT」完全生産限定盤に収録されている、安田章大が作詞作曲した楽曲である「9」。
歌詞や曲はもちろん、MVや心臓の音を入れるなど細部に渡り彼の才能が遺憾なく発揮されている作品なので、未視聴の方はぜひ聴いてみてください
↓映像を観たい方は、公式サイトより ☆完全生産限定盤のみ収録
8BEAT|SUPER EIGHT / INFINITY RECORDS 公式サイト (infinity-r.jp)
「8BEAT」自体は2021年11月17日に発売された円盤ですが、「9」は数年間温めた楽曲(だったはず)
初めて「9」聴いた時、MVと歌詞を見た時の衝撃が忘れられません
歌やギターやすべての才能に溢れる安田さんですが、「9」は特にこれらが輝いてます。
そして映像とダンス、演出の組み合わせ方が超アーティスティック。
タッグを組んだ演出さん方のお力添えもあって、歌詞から膨らむ世界観が見事に表現されたそれらは、「曲」を越えた「芸術作品」
音楽面に関しては素人なので韻とか多重音声?や息遣いを入れるのとか凄いなとは思っていても詳しくは分からないので、言葉の意味を中心に、この「9」の素晴らしさをもっと広めたい、世に届けたい想いで以下考察していきます。
「9」の第一印象
一言で表すなら「見事な官能小説」
まず歌詞全文をパッと読むと、隠喩が多い大人な内容であることが分かります。
私がもっていた元々の安田章大像として「博愛主義者で愛する心がピュアで、あまり性的な感情を持っている印象がない」だったので、これをあの安田さんが書いたのか…!?と信じられませんでした(笑)
どちらかというと、「わたし鏡」:安田章大(関ジャニ∞) わたし鏡 歌詞 - 歌ネット のような健気な恋愛観のような印象で。
過去作品「JAM LADY」:SUPER EIGHT JAM LADY 歌詞 - 歌ネット を見ても、過去映像を観ても、今はそういった部分もあることも理解していますが、最初は本当に作詞した人とテレビで見る安田さんは同一人物…?と疑いたくなるほどでした。
そこでタイトルである「9」に飛びます。
雑誌等で9の意味をご本人が明言されたかは私は知らないのですが、SUPER EIGHTの妹分である「CANDY EIGHT」ちゃんの丸子ちゃんによると
”「9」は人格の数”
確かに安田さんは色んな面を持っている人。
一度彼の舞台を観劇した人なら分かる、憑依型俳優と表すにしても恐ろしすぎるくらい”別人”になるのは、ヤスダーさんなら周知の事実かもしれませんね
他担さんにも、ぜひ1回は生の舞台を体験してほしいです
多分どんな視点からでも、安田さんであり安田さんではなくなるので、私たちが知らない安田章大さんがこの世にはたくさんいるのかもしれません。
※「わたし鏡」はEIGHT-JAM FES:https://www.tv-asahi.co.jp/eight-jam-fes/などにも出演してくださった、石崎ひゅーいさんが2024年8月1日、石崎ひゅーいのYouTube Radio「ナイトミルク」にてカバーされました
「9」には隠語やスラングが盛りだくさん
やっと本題に入ります。
パッと読んだ感じでも大人な内容で、ちりばめられたワードも官能小説に使われるような隠語がズラリ。
どういう意味だろう?と1つ1つ検索して、いろんな隠語の意味を知りました(笑)
気になる方はこっそり調べてみてください
1番世に知られる隠語は「桃=おしり」かなと思うのですが、直接的ではない何かに例えるのは、ポップになったり上品になったり、エロに対する独特の嫌な印象が抑えられますね。
また、英会話を習っていたり海外旅行も頻繁に行っていた経験もあってか、英語圏のスラングも使われています。
それらを用いて遠回しな言い方でありながら、情景描写がとにかく上手い。
特に以下の歌詞
放り捨てた塊たち織り成された轍
ナンバリングしては高みの見物
初見、ヤッバァ…て思わず声が出ました
何とはハッキリ書いていないけれど、映像が頭の中にしっかり映し出される感覚。鳥肌が立ちます
「9」で注目したいオシャレ表現
情景描写というか、こちらが勝手に意味を入れ込んでるだけかもしれませんが
心のVeil脱がす
も圧巻の表現。
恥ずかしがったり躊躇したり一枚ある心の壁をVeilと表し、Veilには口実、見せかけ、仮面などの訳もあることからも”脱がす”意味合いが大事なのかなと。
また服を脱がす意味でもVeil=布的
そしてウェディングベールを一番連想させるので、愛する相手と、という風にも感じ取れます。
ベールの由来には、バージンロードを歩く間、悪いものから身を守るための「魔除け」の意味があるとされていたようです。
夜の営みを「魔界」としている点でからもピッタリです。
その後に続くBlazingも、燃え上がるというそのままが一番ストレートかと思いますが、「明白な」「見え透いた」ともあり、心のVeilを脱がすと対になってるかもしれません
また、Peek a booは「いないいないばあ」なので、両手で顔を隠すこと=相手が恥ずかしがって手で顔を隠している、或いは覗き観る、という意味合いもあるよう。
イニシアチブはどちらなのか?
情景描写が分かりやすいのとは反対に、受動態や助詞によって、誰がどうしているのか?誰の心情か行動かちょっぴり分かりにくいのが、逆に解釈の余地があって楽しい安田章大さんの作詞。
「9」の精神的なイニシアチブは概ね主人公でありながら、
割かれたいアツイ花芯
の割かれ”たい”は主人公に対する受動態?”花芯”に対してなのか?が分からず、私は未だに納得する解釈に辿り着けていません。
細部を愛撫されて
愛撫されるのはイニシアチブが主人公でもあり得ますが、曖昧な部分もちらほら。
そもそもの物語の始まりでも、主人公は自ら左脳部屋へ行ったのか?
拒否する権利がないのも、止まるべきじゃないのも、生ける選択肢しかないのも、それは自分なのか相手なのか?はたまた両者なのか?
真のイニシアチブはどちらが握っているのでしょうか?
”I”とは?物語冒頭の多くの謎
他のeighterさんが、”I”がアルファベットで「9」番目であると考察していて、なるほど~!と唸りました。
タイトルである「9」も、歌詞や内容とどう繋がるのか?ピンとこない部分でもあります。
人格の話を仮定として取り入れると、”I”も人格に対してなのか?
夜を騙しているのは”I(私)”なのか、別人格に対してなのか?
騙し”合い”を自分にも相手にもしているのか?
騙し”愛”なのか?
騙し/ ”I(私)”が走り去っているのか?
騙し合っているから ”愛”が走り去るのか?
騙しているから”紫のアネモネ(花言葉:「儚い恋」「見放された」「恋の苦しみ」「あなたを信じて待つ」)”なのか?
でも”生ける選択しかない”のは、本能の性なのか?儚い恋だからなのか?妥協なのか?
それがポジティブなのか、ネガティブな言葉として使っているのか。
その後に続くのが魔界に誘う側なので、ポジティブだろうとは思いつつも確信はなく。
一体、イニシアチブは誰なのか?にまた戻るのですが。
騙し”I”の部分に関しては、安田さんの韻などの使い方を見ていると、どれが正解かはわからないにしろ、意図的なダブルミーニング説で私の中では落ち着いています。
紫のアネモネ 生ける
も、アネモネに「生ける」が続くので真っ先に”切り花を生ける”イメージが浮かびますが、「生ける」には”死なせないで生き続けるようにする。死んだものを生き返らせる。いかす。”も含まれるのを見て、ゾッとしましたね。
どの意味での”選択しかない”のか。
そのまま花(恋)を生かすなのか
花を生ける=隠喩なのか?
その後の夜が長く続けばいいとこの時間を"survuve"したいにも続いてくるのかな、と感嘆します
同じく冒頭の左脳部屋、という表現も左脳の働きとして
- 言語能力
- 論理的思考と分析能力
- 数学的・計算的能力
- 感情のコントロール
- など、どちらかというと理性的。
- 感情に溺れるなら”右脳”ではないか?とも思うのですが、自我も保ちつつ計算高く交わっている様子も伺えるので、あえての左脳なのでしょうか?
そのあたりが
煩悩の性 本能の罠 I wanna
ラストの
快楽罪悪
抱きしめ秘め
Come fly with me?
に繋がってくるのかもしれません
「A world of four or more」とは?
これだけでまるまるブログが埋めれるくらい最大の謎「A world of four or more」
なぜ「4」であるのか?
「5」人ではないのか?
自分以外の「4」なのか?
自分以外の「4」人だと仮定すると、LIVE版で最初の4分割では「白(黒)緑・橙(赤?)青(紫?)」であり、上からのライトは「緑・青・橙(赤?)紫(?)」と自分のメンカラを取り入れていること。
統一ではないにしても「4分割/4色」には意味を感じますが、永遠に分かりません(笑)
この前に歌われる「席巻」が自分のものにしていくことなので、自身の「青」を入れることへの違和感もあります。
あくまで歌の主人公≠安田さんであり、そこをイコールとしてはいけないですが、どう解釈するかは人によって大きく変わりそうですね。
そもそも人に対してなのか、本当のworldで世界に対するものなのか?何を指しているかが不明瞭。
(「4つ以上の世界」≒「四肢」=体を自分のものにするということ、は無理やりかな?)
MV中に丸い果実に4枚の花弁?のようなモチーフが出てくるシーンがありますが、それらを合わせて果実と+1で5人なのか?
続く透明な身体、というのも、暗喩すぎて分かりません。
魂のことを言っているのか?ピュアな心をさすのか?
マーブル模様が好き、ということで“描き”混ぜるのは、気持ちと色が混濁とすること、4色、同色の抱擁。
そしてこの透明。
「9」の鍵は“色”なのかもしれません
「9」総括
安田さんはアイライロ:安田章大(関ジャニ∞) アイライロ 歌詞 - 歌ネット含めて、“僕だけの君になれ”というような、叶わない恋のような歌詞を書きがちです。
ただ単に、本当に1体1で俺だけのもの。という風にも捉えられますし、定かではないですが。
このあたりはセンシティブなので、あまり言及しませんが。「9」にも遠回しにその要素が入ってるかな、と思う次第です。
1度でいいから、これらの疑問や考察についてお聞きしてみたい
「9」歌詞の意味考察一覧
情景描写/隠語まとめと考察
- 甘い魔界の音色➡「9」は背徳感ある恋。なので”魔界”で甘い音色
- しとどになった奇妙な柄➡ぐっしょり濡れた柄。続くワガママかな?はわたし鏡でも使われ意見を通すときにワガママと言っている?
- 包み隠さず離さない➡相手か、自分か?
- 搦めた➡搦める=捕らえて縛る、的な要素もあるので少し束縛要素も。
- 茹だる➡暑さで体がぐったり、疲れや酔いでふらふら、へたばる。
- 夢中宇宙➡そのままの意と、宇宙空間に飛ぶくらいの感覚、キスの擬音語?むちゅー、うちゅー
- 腐り➡腐る心…純粋に成就しないこの恋のこと?現実を考えた時のこと?または、すっかり濡れる。びしょ濡れになる。
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「—・ったはしぼって引きさげ」〈滑・膝栗毛・三〉 👈膝栗毛!?
-
- 掠る➡素早く通り過ぎる時に触れるor他人のものをちょっと利用する。ほのめかす。におわす。
- 霞む➡ぼんやりする=飛んでる状態。or他のより優れたもののために存在が目立たなくなる。…目立たないでこっそりとの意?
- 艶やか(あでやか)➡あでやか、は美しく華やかな女性に対して使用する。つややかは光沢があって潤いがありつやつや。
- 散々させ描き混ぜては➡Marble=正気、分からないくらいにぐちゃぐちゃに乱す。マーブル模様のマーブルに合わせて掻き→”描き”混ぜるになっている?
- 同色の抱擁➡肌色=裸同士
- 項垂れたカラダたち葬れ闇夜に➡項垂れる=失望や悲しさ・恥ずかしさなどで、力なく首を前に垂れる。秘めた恋愛だからか。
- 織り成された轍➡乱れたシーツ。or色々な要素を絡み合わせ物事を構成する「例題:男と女の—・す愛憎の図」轍。軌跡。先例の意もある。
- ナンバリングしては高みの見物➡キスマ(回数の思い出、複数人の可能性も)してマウント。
「9」内の英語まとめ
- Take it easy ➡ 気楽にいこうぜ
- Blazing ➡ 燃え盛る/燃え上がる
- I won't to be dead ➡ 死にたくない=終わりたくない
- Marble ➡ スラングとして正気
- survive ➡ 生き残る。死にたくない=終わりたくない
- Peek a boo➡「いないいないばあ」両手で顔を隠すこと=恥ずかしがって手で顔を隠している。or覗き観る/観られたくない
- Deep Dive➡深い/(心の)濃いところまで潜れた=心身共に深いところまで入れた。人に対しては「秘密主義の」「打ち解けない」もあるのでVeil(Veilには口実、見せかけ、仮面などの訳も)に繋がる?
- Relive➡生き返る。再び体験する。
- naive➡単純な、純真な、だまされやすい、鈍感な、考えが甘い、経験が浅い。or日本語的意味合いの繊細や傷つきなど
- A world of four or more➡謎多き言葉。4つ以上の世界で。
- Come fly with me?➡一緒に飛ぼうよ
※あまりにも隠語が直接的なものは省いてます
というわけで、安田さんの誕生日に合わせて今更ながらの「9」考察でした!
